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【医療保険】避妊手術(パイプカット・卵管結紮)は対象?

晩婚化や高齢出産、生涯おひとり様の増加などにより、日本の出生率は2012年度のデータで1.41人にまで低下しています。

人口維持に必要な出生率は2.08人と言われており、もはや人口減少、超高齢化社会は避けられそうにありません。

既婚者向けの出生動向調査など各種アンケートでは、理想の子供の数は2人との回答が8割以上を占めています。

しかし、経済的な理由など2人目の壁により、一人っ子の割合が1992年度9.3%から2010年度15.9%と確実に増えてきています。

こども2人の割合は50%代、3人の割合は10%代で安定しています。(「結婚と出産に関する全国調査」/国立社会保障・人口問題研究所より)

戦後しばらくは5人以上の兄弟もさほど珍しくはありませんでしたが、高度経済成長により日本が先進国化していくなかで、だんだんと少子化が進んでいきました。

平成になると子供が5人以上は少なくなり、ビックダディや石田さんち、渡津家といった子だくさんの大家族がテレビのバラエティ番組になるなど、世間一般では子だくさん夫婦はもの珍しい対象となっています。

子供は天からの授かりものですが、上の子と下の子の年齢が10歳以上も離れてしまった恥かきっ子を授かってしまうケースも少なくありません。

ビッグダディのように子供が好きで、経済的な問題などまったく意に介さず、ほいほい子供を作る人は別ですが、多くの一般的な家庭では、子供の数は計画的に考えていると思います。

夫婦生活においては、明るい家族計画byオカモトを使用することで、予期せぬ子供を作らないよう注意している人も多いことでしょう。

なかには、コンドームなど文明の利器”に頼ることなく、医学の力”によって望まない妊娠を避ける人もいます。

今回は、「医学の力”≒”避妊手術」についてお悩みのみなさまへ、医療保険の支払・加入の目安をご紹介いたします。

男性の避妊手術・パイプカット(精管結紮)

男性の避妊手術には、いわゆるパイプカットがあります。

芸能人では、大橋巨泉さんや神田正輝さん、松方弘樹さんらが実施しており、避妊確率はほぼ100%と言われています。

パイプカットの一般的な手術名は精管結紮で、健康保険が効かない自費手術です。

ゆえに、公的医療保険連動型タイプでは、手術料算定がないため対象外です。

では、手術88種タイプはどうでしょうか。

手術番号43に「睾丸・副睾丸・精管・精索・精嚢・前立腺手術(20倍)」があり、パイプカットは精管結紮のため支払対象とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、手術給付金のお支払要件には、治療を直接の目的とした手術との規定があります。

避妊を目的とした精管結紮は、治療を目的的とした手術ではないため、医療保険の対象外となります。

以前、パイプカット(精管結紮)をしたお客様からご請求があり、お支払い対象外である旨を説明したところ、俺は異常性欲なんだ。性欲異常症の治療”として手術給付金を支払え!とのお申し出を受けたことがあります。

性欲異常や避妊、精管結紮など微妙なワードを使っての説明を避けることができず、周囲の空気が微妙になり、恥ずかしい思いをさせられたものです。

当然ながら、お支払いできないという結論は変わらず、小一時間くらい話し、しぶしぶご了承いただきました。

厳密にいえば、医科診療報酬点数表にはK829精管切断、切除(両側)があります。

いまだかつて、性欲異常症の治療を目的とした精管切断、切除という診断書は、見たことも聞いたこともはありません。

もし、タイガーウッズからの保険金請求でしたら、性欲異常症の治療を目的とした手術として支払とする保険会社があるかもしれませんね。

女性の避妊手術・卵管結紮

女性の避妊手術には、卵管結紮があります。

多くのケースで”帝王切開と同時に施行”されています。

現代の医学的には、帝王切開は5回が限度と言われておりますが、帝王切開の回数が増えるにつれ当然リスクは高まり、一般的には3回程度までとする人がほとんどです。

そして、3回目の帝王切開時に卵管結紮を同時施行する人が多いです。

精管結紮と同様、卵管結紮も治療を直接の目的としないため、公的医療保険連動型タイプ、手術88種タイプともに対象外です。

基本的には自費での手術ですが、仮にK887-2卵管結紮術と手術料が算定されていたとしても、被保険者(女性)の治療を目的とした手術とは判断できないためです。

まとめ

医学の力(避妊手術)によって避妊を考えている人は、残念ながら医療保険・手術給付金でお役にたてません。

避妊手術の費用(男女とも5万~20万)は別途ご用意されるしかないですね。

避妊手術が体にどのような影響を与えるか、医師ではないため分かりません。

ひとつ言えることは、文明の利器を使って、心身ともに健康な明るい家族計画がベターかと思います。

生まれてきた子供が安心して生活できるためにも、死亡保障の加入・見直しをおすすめいたします。

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