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【医療保険・傷害保険】熱中症の入院・災害死亡は対象?

数年来、日本列島各地では夏場の猛暑により、熱中症になる方が増えています。

部活動中の中学生が熱中症で病院に搬送とか、節約のためにエアコンを我慢した高齢者が、自宅で熱中症になり緊急搬送など、ニュースなどで耳にしない年はなく、夏の風物詩となっている感さえあります。

熱中症は毎年のことなのに、なぜ一向になくならないのでしょうか。

理由のひとつとして、暑さを感じたとしてもクーラーをつけず、ちょっと体調が悪かったとか大したことはないなど、自覚症状も少ないため深刻に考えることなく、気づいた時には深刻な事態になってしまう人が多いからです。

今回は、熱中症によって入院や死亡した場合、生命保険や医療保険、傷害保険(災害死亡)の保険金が支払可否について、ご紹介いたします。

入院給付金は?

熱中症の応急処置として、涼しい場所へ移動する、水分補給を行うなどがあります。

応急処置で症状が改善しない場合や、失神・意識不明などで救急車で搬送され、病院で治療を受けるケースもあるでしょう。症状が重く、数日間入院することもあると思います。

熱中症で入院した場合は、治療を直接の目的としており、当然ながら入院給付金のお支払い対象です。

災害死亡・傷害保険の支払要件は?

では、病院へ緊急搬送された時にはすでに手の施しようがなく死亡してしまった場合、普通死亡保険金は対象となります。

では、災害死亡特約(割増)や傷害保険の場合、熱中症は病気ではなく、災害として、災害死亡分も対象となるのでしょうか。

一般的に、災害死亡のお支払要件は次のように定められています。

<急激・偶発・外来の定義>
急激⇒事故から障害の発生までの経過が直接的で、時間的間隔のないこと
偶発⇒事故の発生または事故による傷害の発生が被保険者にとって予見できないこと
外来⇒事故が被保険者の体の外部から作用すること

<急激かつ偶発的な外来の事故の例>
該当 ⇒交通事故、不慮の転落・転倒、不慮の事故、”窒息”
非該当⇒高山病・乗り物酔いにおける原因、飢餓、過度の運動、騒音、処刑

<除外する事故>
気象条件による過度の高温にさらされる事故(熱中症など)

上記の支払要件を解釈すると、熱中症は外来には該当するかもしれませんが、急激かつ偶発であるとの判断は難しいです。

特に偶発は”本人が予見できないこと”であり、毎年のようにニュースとなる熱中症が予見できないという主張は、非常に困難であると思います。

さらに、<除外する事故>で、気象条件による過度の高温にさらされる事故(熱中症など)は対象外、と規定されていることが多いです。

このため、通常の死亡保険金はお支払い対象ですが、災害死亡・傷害保険は対象外となります。

まとめ

水難や交通事故とはことなり、熱中症は自分自身によるこまめな水分補給や暑さ対策で、防ぐことが可能です。

命を脅かす危険性まで犠牲にして、”電気代節約”などの理由でエアコンをつけないのは、自殺行為と言っても過言ではありません。

高齢者の方にとって、酷暑でどんなに暑くても扇風機で問題なく過ごせた時期は、若く体力のあった昭和の時代です。

こまめな水分補給はもちろんのこと、エアコンなど文明の利器も大いに活用するのが無難ですね。

年金暮らしで家計が厳しいみなさまも、日中は公共施設などで過ごすのが大切です。

暑さが厳しいときは、保険ショップなど涼しい場所で、老後の資金相談や保障の見直しをおすすめいたします。

-保険

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